Orrick Library Seminar Series: IoT(Internet of Things)時代を見据えた標準必須特許(SEP)のライセンスにおける留意点
― 交渉時におけるFRANDの落とし穴等

Seminar | April.18.2017 | 9:00am - 10:30am (Tokyo Standard Time)

オリック東京オフィス

オリック東京オフィス訴訟グループでは、「Orrick Library」と題し、日本のみならず米国、アジアおよびヨーロッパの各地域における様々な分野の法律問題についてセミナーを開催しております。次回セミナーは2017年4月18日(火)、午前9時~午前10時30分にて開催いたします。

今回のセミナーは、オリック東京オフィス、知的財産グループ所属のアソシエイトの中本安利米国弁護士が講演いたします。

90分のセミナーでは以下のようなトピックを取り上げます:

  • 米国における連邦控訴裁判所(CAFC)のこれまでの主な判例を踏まえつつ、近時の米国連邦地裁の裁判例の紹介
  • 裁判例および独占禁止法上の観点も踏まえて、FRAND(Fair, Reasonable, Non-discriminatory)義務、誠実義務(Good Faith)を果たすためのベストプラクティスの考察
  • IoT時代における標準必須特許の権利行使によるインパクト及び戦略的対応

東京オフィス知的財産グループのディビッド・ケイス外国法事務弁護士(第二東京弁護士会)及び東京オフィス訴訟グループの髙取 芳宏弁護士(第一東京弁護士会)、矢倉 信介弁護士 (第一東京弁護士会)も参加し、日・米両国の観点から考察いたします。講演後に、質疑応答の時間を設けます。

日 時:2017年4月18日(火)9:00 am – 10:30 am (開場および受付開始8:45 am)
会 場:オリック東京法律事務所内(アクセス)
講 師:オリック東京オフィス、アソシエイト、中本 安利
言 語:日本語
費:無料
申込締切:2017年4月17日(月)

※1 当セミナーのプレゼンテーションは日本語のみで行われます。英語の通訳は付きません。

※2 このプログラムは米国ニューヨーク州及びカリフォルニア州のCLEクレジットの対象となっています。
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Practice:

  • 複雑な訴訟および紛争処理
  • Patents
  • Trademark, Copyright & Media
  • 知的財産
  • Cyber, Privacy & Data Innovation
  • Antitrust & Competition
  • International Arbitration & Dispute Resolution
  • Mass Torts & Product Liability
  • Employment Law & Litigation
  • 日本

矢倉 信介 パートナー

東京オフィス

矢倉弁護士の主な取扱分野は知的財産権、独占禁止法、製造物責任、医事・薬事関係、その他各種紛争案件につき、国内外の企業を代理した民商事紛争解決である。とりわけ、複数の国が関わるクロスボーダー型の訴訟・仲裁案件について豊富な経験を有する。

知的財産権の分野においては、電気機器、産業機械等の技術に関する特許権侵害訴訟において国内外の企業を数多く代理するとともに、商標権、著作権、パブリシティー権など、知的財産権に関する案件を幅広く手掛けている。日本の弁理士資格を保有。

近年は、人工知能(AI)、IoT、ビッグデータに関連するビジネス及び法律上の問題点について積極的にアドバイスしおり、オリックのグローバル・AIワーキンググループのアジア代表を務める。

また、米国腐敗行為防止法(FCPA)や英国賄賂防止法(UKBA)を含む贈収賄規制法対応及びカルテル等の独占禁止法/競争法に関する不正調査案件にも積極的に携わるとともに、企業のコンプライアンス事案について、グローバルな視点から戦略的なアドバイスを提供している。

さらに、M&Aやライセンシング等のコーポレート・トランザクション業務にも日常的に携わっており、クライアントに対し戦略的なアドバイスを提供している。