国境を越えたコンプライアンス:内部通報、#Metoo運動におけるセクシュアル・ハラスメント、及び男女同一賃金などの対応策

Seminar | June.14.2018 | 9:00am - 10:30am (Tokyo Standard Time)

Orrick Tokyo Office オリック東京オフィス

English: Cross-border Compliance Challenges – Whistleblowing, Sexual Harassment Claims in the #Metoo Era and Gender Pay Equity

オリックのグローバル・ジャパン・プラクティスでは、「Orrick Library」と題し、日本のみならず米国、アジアおよびヨーロッパの各地域における様々な分野の法律問題についてセミナーを開催しております。次回のセミナーは、2018年6月14日(木)、午前9時~午前10時半にて開催いたします。

本プレゼンテーションでは、米国で始まり、現在は国境を越えた課題となっている多国籍企業のコンプライアンスの3つの分野についてオリックのグローバル労働法グループの共同代表であるマイク・デリカット米国弁護士が議論する他、東京オフィス労働法グループ所属のパートナーである太田祐美子弁護士(第一東京弁護士会)が日本法のもとでの対応について解説致します。

  • l内部通報:米国における内部通報者の保護拡大と、企業の不正を申告した従業員に対するキャッシュ・インセンティブの拡大は、規制当局、及び裁判所へ多くの通報を促しています。また、米国当局等への内部通報者の多くは、米国外で働く従業員や第三者となっています。
  • lセクシュアル・ハラスメント:2017年10月にソーシャルメディア現象として始まった最初の#Metoo ツイートの投稿は、今や世界的な現象となっており、セクシュアル・ハラスメントのみならず、従業員による企業の様々な不正行為の疑惑により企業の評判を回復不能なほどに損なう恐れがあります。
  • l男女同一賃金:企業は男女間の賃金ギャップを減らすよう、株主、クラスアクション、法の執行、新たな賃金の透明性に関する法律、メディアからの注目など、様々な方面から多くの圧力を受けています。多国籍企業はこれらにどう対応すべきでしょうか。
  • l日本国内における最新動向:国内における#Metoo運動に対し、日本でビジネスを行う多国籍企業が直面する典型的な課題と対応策、及び日本の同一労働統一賃金、及び働き方改革法案の最新動向について解説いたします。

講演後に、質疑応答の時間を設けます。

日 時:2018年6月14日(木)9:00 am – 10:30 am (開場および受付開始8:45 am)
会 場:オリック東京法律事務所(アクセス)
講 師:ニューヨーク・オフィス、パートナー、マイク・デリカットおよび東京オフィス、パートナー、太田祐美子
言 語:英語及び日本語
費:無料
申込締切:2018年6月12日(火)

※1 当セミナーのプレゼンテーションは英語で行われますが、東京オフィス訴訟グループの髙取 芳宏弁護士(第一東京弁護士会)及び矢倉 信介弁護士(第一東京弁護士会)が、太田祐美子弁護士(第一東京弁護士会)とともに、適宜、日本語で質問等にお答え致します。

※2 このプログラムは米国ニューヨーク州及びカリフォルニア州のCLEクレジットの対象となっています。

セミナーに関するお問い合わせは、毛利亜矢まで

CLE Credits Available: Y