Orrick Library Seminar Series: 紛争解決費用の第三者による資金提供 − 国際仲裁の新たなツール

Seminar | July.18.2018 | 10:00am - 11:30am (Tokyo Standard Time)

オリック東京オフィス

English: Orrick Library Seminar Series: Third Party Funding − A New Tool in International Arbitration

オリックのグローバル・ジャパン・プラクティスでは、「Orrick Library」と題し、日本のみならず米国、アジアおよびヨーロッパの各地域における様々な分野の法律問題についてセミナーを開催しております。次回のセミナーは、2018年7月18日(水)、午前10時~午前11時半にて開催いたします

コモン・ロー系の国々では、伝統的なコモン・ロー上の、訴訟幇助禁止の原則(Maintenance and Champerty)による規制が解消される傾向にあり、また、大陸法系の国々では、一般的に上記原則に許容的であることから、アジア地域では第三者による紛争解決費用の資金提供が注目を集めています。今回のセミナーでは、世界大手第三者資金提供者の一つであり、数多くの資金提供の経験を有する資金提供事業者のアジア地域代表をお招きし、ビデオ会議を通じて、第三者による資金提供の概要と活用法について解説致します。

同セミナーでは以下のトピックを取り上げます:

  • 第三者による資金提供とは
  • どのような場合に、第三者による資金提供を活用すべきか
  • 第三者による資金提供が事案を評価する際に何を重視するか
  • 資金確保の方法と費用

講演後に、質疑応答の時間を設けます。

日 時:2018年7月18日(水)10:00 am – 11:30 am (開場および受付開始9:45 am)
会 場:オリック東京法律事務所(アクセス)
講 師:Asia Dispute Funding Pte Ltd、マネージング・ディレクター、ルース・スタックプール・ムーア
費:無料
申込締切:2018年7月13日(金)

※1 当セミナーのプレゼンテーションは英語で行われますが、東京オフィス訴訟グループの髙取 芳宏弁護士(第一東京弁護士会)及び矢倉 信介弁護士(第一東京弁護士会)が、適宜、日本語で質問等にお答え致します。

※2 このプログラムは米国ニューヨーク州及びカリフォルニア州のCLEクレジットの対象となっています。

CLE Credits Available: Y

740

Practice:

  • 複雑な訴訟および紛争処理
  • Patents
  • Trademark, Copyright & Media
  • 知的財産
  • Cyber, Privacy & Data Innovation
  • Antitrust & Competition
  • International Arbitration & Dispute Resolution
  • Mass Torts & Product Liability
  • Employment Law & Litigation
  • 日本

矢倉 信介 パートナー

東京オフィス

矢倉弁護士の主な取扱分野は知的財産権、独占禁止法、製造物責任、医事・薬事関係、その他各種紛争案件につき、国内外の企業を代理した民商事紛争解決である。とりわけ、複数の国が関わるクロスボーダー型の訴訟・仲裁案件について豊富な経験を有する。

知的財産権の分野においては、電気機器、産業機械等の技術に関する特許権侵害訴訟において国内外の企業を数多く代理するとともに、商標権、著作権、パブリシティー権など、知的財産権に関する案件を幅広く手掛けている。日本の弁理士資格を保有。

近年は、人工知能(AI)、IoT、ビッグデータに関連するビジネス及び法律上の問題点について積極的にアドバイスしおり、オリックのグローバル・AIワーキンググループのアジア代表を務める。

また、米国腐敗行為防止法(FCPA)や英国賄賂防止法(UKBA)を含む贈収賄規制法対応及びカルテル等の独占禁止法/競争法に関する不正調査案件にも積極的に携わるとともに、企業のコンプライアンス事案について、グローバルな視点から戦略的なアドバイスを提供している。

さらに、M&Aやライセンシング等のコーポレート・トランザクション業務にも日常的に携わっており、クライアントに対し戦略的なアドバイスを提供している。