ブレグジット後のヨーロッパにおける訴訟と仲裁

Seminar | April.11.2018 | 6:00pm - 7:30pm (Tokyo Standard Time)

オリック東京オフィス

English: Orrick Library Seminar Series: Litigation and Arbitration in Europe after Brexit

オリックのグローバル・ジャパン・プラクティスでは、「Orrick Library」と題し、日本のみならず米国、アジアおよびヨーロッパの各地域における様々な分野の法律問題についてセミナーを開催しております。次回のセミナーは、2018年4月11日(水)、午後6時~午前7時半にて開催いたします。

今回のセミナーでは、英国の欧州連合離脱に関する現状と変化について取り上げ、英国とヨーロッパ大陸間のクロスボーダー訴訟及び仲裁を管理する規制の枠組みに関し、オリック・デュッセルドルフ・オフィス国際仲裁グループ所属のニコラス・ケスラー、ドイツ弁護士がヨーロッパの現経済大国としてのドイツの視点からどのようなことが起こりうるかを予想します。セミナーでは、根本的な変化が生じると考えられている管轄権の取り扱い、国外への送達、国外での証拠の収集、判決の承認と執行といった問題について取り上げます。また、ブレグジットが及ぼすクロスボーダー仲裁への影響と、仲裁が最善の解決策かについても検証します。

90分のセミナーでは以下のトピックを取り上げます:

  • ブレグジット前・後のブラッセル条約1a-Regulationに基づく欧州裁判管轄
  • ブレグジット前・後のEuropean Service Regulationに基づく送達
  • ブレグジット前・後のEuropean Evidence Regulationに基づく証拠の収集
  • ブレグジット前・後の欧州体制下における判決の承認と執行
  • クロスボーダーの仲裁に関する規制の枠組みの変更
  • ブレグジットに起因する実体法上の紛争

講演後に、質疑応答の時間を設けます。

日 時:2018年4月11日(水)6:00 pm – 7:30 pm (開場および受付開始5:45 pm)
会 場:オリック東京法律事務所(アクセス)
講 師:デュッセルドルフ・オフィス、パートナー、ニコラス・ケスラー
言 語:英語
費:無料
申込締切:2018年4月9日(月)

※1 当セミナーのプレゼンテーションは英語で行われますが、東京オフィス訴訟グループの髙取 芳宏弁護士(第一東京弁護士会)、ディビッド・ケイス外国法事務弁護士(第二東京弁護士会)及び矢倉 信介弁護士(第一東京弁護士会)が適宜、日本語で質問等にお答え致します。

※2 このプログラムは米国ニューヨーク州及びカリフォルニア州のCLEクレジットの対象となっています。

セミナーに関するお問い合わせは、毛利亜矢まで

CLE Credits Available: Y