Orrick Library Seminar - 中国における標準必須特許(SEP)を巡る訴訟の最新動向

The Orrick Library Seminar Series

Seminar | November.21.2019 | 9:00am - 10:30am (Tokyo Standard Time)

オリック東京オフィス

English: Latest Developments in SEP Litigation in China

オリックのグローバル・ジャパン・プラクティスでは、「Orrick Library」と題し、日本のみならず米国、アジアおよびヨーロッパの各地域における様々な分野の法律問題についてセミナーを開催しております。次回のセミナーは、2019年11月21日(木)、午前9時~午前10時半にて開催いたします。

本セミナーは、オリック上海オフィスのパートナーであるイーサン・マ (馬宇峰) 米国弁護士を東京に迎え、中国における標準必須特許(SEP)に係る特許侵害訴訟の最新動向について解説いたします。近時の主要な事例を用いながら、標準必須特許の法的背景、FRAND ドクトリン、差止命令による救済、SEPライセンス料の算出などについて取り上げます。

主なトピックは以下のとおりです:

•          中国におけるSEPの法的枠組

•          FRANDドクトリンの適用

•          差止命令による救済の可否と、救済が可能となる場面

•          中国の裁判所は、FRANDドクトリンに基づき、どのようにライセンス料を算出するのか

また、オリックのグローバル・ジャパン・プラクティスの代表髙取 芳宏弁護士(第一東京弁護士会)および矢倉 信介弁護士(第一東京弁護士会)より中国で事業を展開する日本企業がFRAND紛争にどう備えるべきか、またそのような紛争に際し、日本国内の仲裁・調停施設利用の可能性について解説いたします。

講演後に、質疑応答の時間を設けます。

日 時:2019年11月21日(木)9:00 am – 10:30 am (開場および受付開始8:45 am)
会 場:オリック東京法律事務所(アクセス)
講 師: 上海オフィス、パートナー、イーサン・マ(馬宇峰)
言 語:英語
費:無料
申込締切:2019年11月19日(火)

※1 当セミナーのプレゼンテーションは英語で行われますが、髙取 芳宏弁護士及び矢倉 信介弁護士が適宜、日本語で質問等にお答えいたします。

※2 このプログラムは米国ニューヨーク州およびカリフォルニア州のCLEクレジットの対象となっています。

セミナーに関するお問い合わせは、深津エレナまで

CLE Credits Available: Y

740

Practice:

  • 複雑な訴訟および紛争処理
  • Patents
  • Trademark, Copyright & Media
  • 知的財産
  • Cyber, Privacy & Data Innovation
  • Antitrust & Competition
  • International Arbitration & Dispute Resolution
  • Mass Torts & Product Liability
  • Employment Law & Litigation
  • 日本

矢倉 信介 パートナー

東京オフィス

矢倉弁護士の主な取扱分野は知的財産権、独占禁止法、製造物責任、医事・薬事関係、その他各種紛争案件につき、国内外の企業を代理した民商事紛争解決である。とりわけ、複数の国が関わるクロスボーダー型の訴訟・仲裁案件について豊富な経験を有する。

知的財産権の分野においては、電気機器、産業機械等の技術に関する特許権侵害訴訟において国内外の企業を数多く代理するとともに、商標権、著作権、パブリシティー権など、知的財産権に関する案件を幅広く手掛けている。日本の弁理士資格を保有。

近年は、人工知能(AI)、IoT、ビッグデータに関連するビジネス及び法律上の問題点について積極的にアドバイスしおり、オリックのグローバル・AIワーキンググループのアジア代表を務める。

また、米国腐敗行為防止法(FCPA)や英国賄賂防止法(UKBA)を含む贈収賄規制法対応及びカルテル等の独占禁止法/競争法に関する不正調査案件にも積極的に携わるとともに、企業のコンプライアンス事案について、グローバルな視点から戦略的なアドバイスを提供している。

さらに、M&Aやライセンシング等のコーポレート・トランザクション業務にも日常的に携わっており、クライアントに対し戦略的なアドバイスを提供している。