乾  由布子

パートナー

東京オフィス

オリック東京法律事務所・外国法共同事業

東京オフィスのパートナーとして、エネルギー・アンド・インフラストラクチャー・グループに所属。洋上風力、陸上風力、太陽光などの再生可能エネルギー案件の開発、セカンダリー取引、プロジェクトファイナンス、許認可、用地取得に係る調査・助言業務を中心に取り扱うほか、環境問題、フィンテックなどの業務も手がける。

乾弁護士は、これまでに太陽光41件1370MW、風力21件1399MWの法務デューデリジェンスに関与(2022年2月時点)。また、日本最大235MWの太陽光発電プロジェクトや日本最大121.6MWの風力発電プロジェクトのプロジェクトファイナンスを手掛けた。

また、2006年度から毎年、日本弁護士連合会の公害対策・環境保全委員会特別委嘱委員に選出されている。

2024年には、Legal 500 Asia Pacificの日本のプロジェクト・エネルギー部門でNext Generation Partnerに選出された。

    • Pattern Energy Group LPを代理し、同社直接所有の日本のアセットならびに株式会社グリーンパワーインベストメントの持分(100%)のNTTアノードエナジー株式会社 および株式会社JERA への売却において、同社へアドバイスを提供。日本の再生可能エネルギー企業における最大級取引の一つ。
    • デンマーク発の太陽光事業者であるObtonに対し、福島県白河市で稼働中の30.9MW太陽光発電所の取得及びNORD/LBシンガポール支店およびデンマーク輸出信用機関(EKF)によるクロスボーダー・ファイナンスに関するアドバイスを提供。
    • 日本の電気ガス事業会社による日本での陸上風力発電プロジェクトの合弁契約および出資に関連し、同社にアドバイスを提供。
    • 日本の再生可能エネルギー企業に対し、日本北部の洋上風力発電プロジェクトに関連する必要な許認可の取得について、アドバイスを提供。
    • Green Power Investment に対し、陸上および洋上風力発電のポートフォリオ開発に関する日本の電力会社とのジョイントベンチャーの設立に向けたアドバイスを提供。
    • GEエナジー・フィナンシャル・サービス、東洋エンジニアリング及びくにうみアセットマネジメントが設立した瀬戸内Kirei未来創り合同会社を代理し、日本最大の太陽光発電プロジェクト(235MW)に関する総事業費1,100億円に関するプロジェクトファイナンス及びエクイティファイナンスによる資金調達に関与。
    • 日本最大121.6MWの風力発電プロジェクトにおいて日本企業と米国投資家を代理し、開発及びプロジェクトファイナンスによる資金調達に関与。商業運転開始(2020年4月)。
    • 関東最大の太陽光発電プロジェクトの開発及びシンジケートローンによる100億円規模の資金調達において、複数の投資家にアドバイスを提供。
    • 一般海域を利用した洋上風力発電案件に関するリーガルメモの作成。
    • 米国系再生可能エネルギー会社の企業組織再編(事業譲渡)に関与。
    • 許認可の問題により開発が停滞していた太陽光発電の開発案件につき、状況を打開するためのアドバイスを提供。
    • 不動産投資を目的とするクラウドファンディングの組成に関与。