Orrick Library Seminar: 訴訟・国際仲裁におけるサードパーティファンディングの具体的活用

The Orrick Library Seminar Series

Seminar | September.18.2019 | 9:00am - 10:30am (Tokyo Standard Time)

オリック東京オフィス

オリックのグローバル・ジャパン・プラクティスでは、「Orrick Library」と題し、日本のみならず米国、アジアおよびヨーロッパの各地域における様々な分野の法律問題についてセミナーを開催しております。次回のセミナーは、2019年9月18日(水)、午前9時~午前10時半にて開催いたします。

クロスボーダーの企業間紛争における弁護士費用等について第三者が資金提供する、サードパーティファンディング(TPF)の活用は、欧米を中心に急成長しており、日本では今後その利用に関するルールの整備が期待されていることから、日本企業の関心も高まってきております。今回のセミナーでは、ヒューストン・オフィスのパートナーであるクラウディア・ウィルソン・フロスト米国弁護士が、米国内での現状をもとにサードパーティファンディングの基本及び具体的活用について講演いたします。

主なトピックは以下のとおりです:

  • 紛争において、どのような当事者がサードパーティファンディングの活用を検討すべきか
  • どのような紛争案件にサードパーティファンディングの活用が適しているのか
  • 紛争解決費用について第三者から資金提供を受けることの長所・短所
  • その他民間による紛争解決費用の資金提供は可能なのか

セミナーはテレビ会議システムを通しライブで行います。講演後に、質疑応答の時間を設けます。

日 時:2019年9月18日(水)9:00 am – 10:30 am (開場および受付開始8:45 am)
会 場:オリック東京法律事務所(アクセス)
講 師: ヒューストン・オフィス、パートナー、クラウディア・フロスト
言 語:英語
費:無料
申込締切:2019年9月13日(金)

※1 当セミナーのプレゼンテーションは英語で行われますが、東京オフィス訴訟グループのオリック・グローバル・ジャパンプラクティス・ヘッド、髙取 芳宏弁護士(第一東京弁護士会)および矢倉 信介弁護士(第一東京弁護士会)が適宜、日本語で質問等にお答えいたします。

※2 このプログラムは米国ニューヨーク州およびカリフォルニア州のCLEクレジットの対象となっています。

セミナーに関するお問い合わせは、毛利亜矢まで



CLE Credits Available: Y

740

Practice:

  • 複雑な訴訟および紛争処理
  • Patents
  • Trademark, Copyright & Media
  • 知的財産
  • Cyber, Privacy & Data Innovation
  • Antitrust & Competition
  • International Arbitration & Dispute Resolution
  • Mass Torts & Product Liability
  • Employment Law & Litigation
  • 日本

矢倉 信介 パートナー

東京オフィス

矢倉弁護士の主な取扱分野は知的財産権、独占禁止法、製造物責任、医事・薬事関係、その他各種紛争案件につき、国内外の企業を代理した民商事紛争解決である。とりわけ、複数の国が関わるクロスボーダー型の訴訟・仲裁案件について豊富な経験を有する。

知的財産権の分野においては、電気機器、産業機械等の技術に関する特許権侵害訴訟において国内外の企業を数多く代理するとともに、商標権、著作権、パブリシティー権など、知的財産権に関する案件を幅広く手掛けている。日本の弁理士資格を保有。

近年は、人工知能(AI)、IoT、ビッグデータに関連するビジネス及び法律上の問題点について積極的にアドバイスしおり、オリックのグローバル・AIワーキンググループのアジア代表を務める。

また、米国腐敗行為防止法(FCPA)や英国賄賂防止法(UKBA)を含む贈収賄規制法対応及びカルテル等の独占禁止法/競争法に関する不正調査案件にも積極的に携わるとともに、企業のコンプライアンス事案について、グローバルな視点から戦略的なアドバイスを提供している。

さらに、M&Aやライセンシング等のコーポレート・トランザクション業務にも日常的に携わっており、クライアントに対し戦略的なアドバイスを提供している。