Orrick Library Seminar: オリックのグローバル・ジャパン・プラクティス・グループによる海外事業・企業買収におけるリスク対応と紛争解決戦略

-クロスボーダーM&Aにおける規制対応と紛争予防・対策-

Seminar | July.17.2019 | 9:00am - 10:30am (Tokyo Standard Time)

オリック東京オフィス

オリックのグローバル・ジャパン・プラクティスでは、「Orrick Library」と題し、日本のみならず米国、アジアおよびヨーロッパの各地域における様々な分野の法律問題についてセミナーを開催しております。次回のセミナーは、2019年7月17日(水)、午前9時~午前10時半にて開催いたします。

オリックでは、東京オフィスのみならず、ニューヨークを含む全世界27のオフィスに所属する80名を超える弁護士により、グローバル・ジャパン・プラクティス・グループ("GJP")を形成し、日本企業及び日本関連のビジネスに従事されている企業に対し、問題解決型のアドバイスと効率的なサービスを提供しています。今回は、GJPの共同ヘッドである猿見田 寛米国弁護士(コーポレート/M&A、ニューヨークオフィス)と髙取 芳宏弁護士(紛争解決、東京オフィス)により、日本企業がクロスボーダー・ビジネスを推進し、またそれらに関して生じた紛争の解決(あるいはかかる紛争が生じた場合を見据えての対応)を戦略的に図っていくために留意すべき点について、実務的な観点より解説致します。今回は、クロスボーダーM&A案件と最新の米国規制の動向に焦点を当て、益々厳格化する規制環境において、具体的な紛争予防・対策を含めて逆算思考に基づき検証いたします。今回のセミナーでは、主に以下の点について、最近の事例やケーススタディを交えながら、具体的に解説を致します。

主なトピックは以下のとおりです:

  • グローバルM&A案件の現況
  • 米国の安全保障規制・輸出入規制の最近の動向
  • 米国独占禁止法事前届出の注意点
  • M&A契約における規制リスク対応
  • クロスボーダー案件における紛争解決条項の作成戦略
  • 日本に開設された国際紛争解決センター(JIDRC)及び京都国際調停センター(JIMC-Kyoto)の活用と国際契約への影響

セミナーはテレビ会議システムを通しライブで行います。講演後に、質疑応答の時間を設けます。

日 時:2019年7月17日(水)9:00 am – 10:30 am (開場および受付開始8:45 am)
会 場:オリック東京法律事務所(アクセス)
講 師: ニューヨークオフィス、パートナー、猿見田 寛 (ビデオ中継による参加)および東京オフィス、パートナー、髙取 芳宏(第一東京弁護士会)
言 語:日本語
費:無料
申込締切:2019年7月12日(金)

※ このプログラムは米国ニューヨーク州およびカリフォルニア州のCLEクレジットの対象となっています。

CLE Credits Available: Y

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Practice:

  • Life Sciences Sector
  • Technology & Innovation Sector
  • 合併と買収
  • コーポレート・リストラクチャリング
  • テクノロジー企業グループ
  • 複雑な訴訟および紛争処理
  • 日本

猿見田 寛 パートナー

ニューヨーク

猿見田寛米国弁護士は、オリック・へリントン・アンド・サトクリフ LLP ニューヨーク・オフィス所属のM&A及びプライベート・エクイティ・グループのパートナーであり、オリック・グローバル・ジャパン・プラクティスの米国代表である。

米国ニューヨークにおいて、約30年間にわたり米国弁護士として活動し、クロスボーダーのM&A、ジョイントベンチャー、コーポレート・ファイナンス取引、その他の企業法務において、製造、金融、サービス業などの幅広い分野の数多くの日本企業を代理する他、独占禁止法、安全保障審査、製造物責任、知的財産権、労働法問題、及び危機管理対応など様々な法律問題についてもアドバイスを行っている。

Chambers Global で、クロスボーダー案件における専門性が評価され、コーポレート/M&Aの領域で、日米双方の部門(Corporate/M&A - USA (Foreign Expertise in Japan) 及びCorporate/M&A - Japan (Expertise Based Abroad))においてGlobal Top Lawyersに選出されている数少ない弁護士の一人である。