Seminar | April.23.2019 | 6:00pm - 7:30pm (Tokyo Standard Time)
Orrick Tokyo2018年の、仮想通貨流出事件とイニシャル・コイン・オファリング(ICO)に関連するスキャンダルに対応する形で、内閣は2019年3月15日に、仮想通貨を暗号資産と名前を変更し、一定のICOは証券法制である金融商品取引法に服する形とする様々な法律の改正案を閣議決定しました。一方で、世界各国における法整備が進んだこともあり、仮想通貨市場は底を打ったようにも見受けられます。さらに、仮想通貨はブロックチェーン技術のアプリケーションの一つに過ぎないところ、当該技術は様々な産業での利用が期待されています。
今回、特別ゲストとして、我々のクライアントでもあるリキッドグループ株式会社の法務・コンプライアンスチームを率いるベン・スピッツと田中玲を迎え、法制の整備や市場の動向についての知見を得たいと思っております。リキッドグループ株式会社は子会社のQuoine株式会社を通じてグローバルに展開する仮想通貨交換業者として最初の日本での仮想通貨交換業の登録をしており、先日、日本で2番目のユニコーンとなる10億米ドル超の企業価値でシリーズCの当初クロージングを迎えたことを発表したばかりです。
オリックは近時発表されたLendIt Fintech Industry Awardsにおいて、その専門知識、独創性、クライント・サービス、ならびにフィンテックに関する法務においてベスト・プラクティスを実証した法律事務所としてTop Law Firmに選出されました。日本においてオリック・フィンテック業務を担当する伊能優子弁護士及び杉田泰樹弁護士が、日本及び他の地域における暗号資産関連の規制の最新動向について解説した後、リキッドグループ株式会社とのディスカッション・セッションをいたします。
トピック
プレゼンテーションはすべて英語で行われ、通訳はつきません。講演後に、質疑応答の時間を設けます。
日 時:4月23日(火)6:00 pm – 7:30 pm
会 場:オリック東京法律事務所(アクセス)
スピーカー:
東京オフィス、パートナー、伊能 優子 (東京弁護士会)
東京オフィス、パートナー、杉田 泰樹 (第一東京弁護士会)
リキッドグループ株式会社、シニア・リーガル・カウンセル、ベン・スピッツ
リキッドグループ株式会社、最高リスク&コンプライアンス責任者、田中 玲
言語:英語(日本語の通訳はありません)
参 加 費:無料
参加ご登録:Register Hereから4月19日までにご登録ください。
東京オフィス
また、ファンド組成、不動産、様々なファイナンス案件での経験も豊富。
杉田弁護士は2005年に米系投資銀行、2012年から2014年に日本の大手商社に出向した経験などから、クライアントのニーズを深く理解し、柔軟に対応する能力に優れている。