Orrick Library Seminar: M&A取引における表明保証保険の概要

Seminar | June.11.2019 | 9:00am - 10:30am (Tokyo Standard Time)

Orrick Tokyo

English: M&A Representations and Warranties Insurance in Mergers and Acquisitions: An Overview

オリックのグローバル・ジャパン・プラクティスでは、「Orrick Library」と題し、日本のみならず米国、アジアおよびヨーロッパの各地域における様々な分野の法律問題についてセミナーを開催しております。次回のセミナーは、2019年6月11日(火)、午前9時~午前10時半にて開催いたします。

近時非公開企業のM&A取引において表明保証保険を利用されることが増えてきました。戦略的投資家及びプライベート・エクイティ投資家などは、買収に際しこのような保険を利用することが従来と比べて一般的となっており、買い手と売り手の双方にとって有意義な利益をもたらしています。今回のセミナーでは、30年以上米国M&Aの最前線で活躍し、シリコンバレー・オフィスのパートナーであるリチャード・スミス米国弁護士より表明保証保険の概要、保険による利点、補償範囲と除外範囲やその他の重要事項、そして、この保険が契約条項に与える影響などについて解説いたします。

主なトピックは以下のとおりです:

  • Ÿ表明保証保険とは
  • Ÿ表明保証付保のプロセス
  • Ÿ表明補償保険の利点
  • Ÿ一般的な表明補償保険の条項
  • Ÿ典型的な例外および制限
  • Ÿ買い手と売り手の間で交渉すべき重要な課題
  • Ÿ表明補償保険によるM&A取引への影響

セミナーはテレビ会議システムを通しライブで行います。講演後に、質疑応答の時間を設けます。

日 時:2019年6月11日(火)9:00 am – 10:30 am (開場および受付開始8:45 am)
会 場:オリック東京法律事務所(アクセス)
講 師: シリコンバレー・オフィス、パートナー、リチャード・スミス
言 語:英語
費:無料
申込締切:2019年6月7日(金)

※1 当セミナーのプレゼンテーションは英語で行われますが、東京オフィス訴訟グループの髙取 芳宏弁護士(第一東京弁護士会)、矢倉 信介弁護士(第一東京弁護士会)および杉田 泰樹弁護士(第一東京弁護士会)が適宜、日本語で質問等にお答えいたします。

※2 このプログラムは米国ニューヨーク州およびカリフォルニア州のCLEクレジットの対象となっています。

セミナーに関するお問い合わせは、毛利亜矢まで

CLE Credits Available: Y

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Practice:

  • Mergers & Acquisitions
  • Capital Markets
  • Technology Companies Group
  • 日本
  • Taiwan

Richard Smith パートナー

サンフランシスコ

これまでに500件以上のM&A案件に携わり、公開・非公開企業、交渉・オークション、クロスボーダー、不良債権の売却(363件の売却)、レバレッジ・バイアウト、テンダー・オファー、ゴーイングプライベート、など様々なタイプの企業間取引にアドバイスした経験を有する。

スミス米国弁護士は、デラウェア州及びカリフォルニア州における様々な会社法、LLC法に関するアドバイスを行う。企業の取締役、株主、監査委員、報酬委員会および指名委員会などに、コーポレートガバナンス、株主アクティビズムへの対応、役員解任における権利及び評価要求、コンプライアンス問題、内部調査、受託者責任、役員報酬、株主提案、補償に関して、監査委員会および株主総会の対応、役員賠償責任保険、株主間の合意など様々な企業経営に関する問題にアドバイスを提供している。

さらに、スミス米国弁護士はM&A、証券及び会社法の問題において、専門家証人としての証言も行う。

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Practice:

  • 複雑な訴訟および紛争処理
  • Patents
  • Trademark, Copyright & Media
  • 知的財産
  • Cyber, Privacy & Data Innovation
  • Antitrust & Competition
  • International Arbitration & Dispute Resolution
  • Mass Torts & Product Liability
  • Employment Law & Litigation
  • 日本

矢倉 信介 パートナー

東京オフィス

矢倉弁護士の主な取扱分野は知的財産権、独占禁止法、製造物責任、医事・薬事関係、その他各種紛争案件につき、国内外の企業を代理した民商事紛争解決である。とりわけ、複数の国が関わるクロスボーダー型の訴訟・仲裁案件について豊富な経験を有する。

知的財産権の分野においては、電気機器、産業機械等の技術に関する特許権侵害訴訟において国内外の企業を数多く代理するとともに、商標権、著作権、パブリシティー権など、知的財産権に関する案件を幅広く手掛けている。日本の弁理士資格を保有。

近年は、人工知能(AI)、IoT、ビッグデータに関連するビジネス及び法律上の問題点について積極的にアドバイスしおり、オリックのグローバル・AIワーキンググループのアジア代表を務める。

また、米国腐敗行為防止法(FCPA)や英国賄賂防止法(UKBA)を含む贈収賄規制法対応及びカルテル等の独占禁止法/競争法に関する不正調査案件にも積極的に携わるとともに、企業のコンプライアンス事案について、グローバルな視点から戦略的なアドバイスを提供している。

さらに、M&Aやライセンシング等のコーポレート・トランザクション業務にも日常的に携わっており、クライアントに対し戦略的なアドバイスを提供している。

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Practice:

  • Mergers & Acquisitions
  • Technology Companies Group
  • Fintech

杉田  泰樹 パートナー

東京オフィス

また、ファンド組成、不動産、様々なファイナンス案件での経験も豊富。

杉田弁護士は2005年に米系投資銀行、2012年から2014年に日本の大手商社に出向した経験などから、クライアントのニーズを深く理解し、柔軟に対応する能力に優れている。